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Azia'nTransfer R1.6からR1.7への機能追加
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Azia'nTransfer R1.6からR1.7への機能追加

  目 次

  1. Azia'n Transfer/FTPによる帳票配信機能

    従来、Azia'n Transfer/FTPでは通常データの集配信のみをサポートしていましたが、
    帳票データの配信も可能になりました。
    Windows/NTやWindows95にEazy Manager/AcceptorとEazy Writerをインストールし、
    当該マシンのFTPサーバをプリンタ端末として登録しておけば、Azia'n Transfer/FTP
    による帳票配信後ローカルプリンタに印刷することが出来ます。
    現在のところ、Azia'n Transfer/ETOSと同様、印刷対象としてPCPR-201,NPDL,ESC/P
    の各種プリンタをサポートしています。

    尚、通常の送受信端末として登録してあるFTPサーバに帳票を配信する場合はテキスト
    データやHTMLデータへの変換も行えます。

    プリンタ端末として登録したFTPサーバへの転送JOBは既定値として「JAZnFTPWn」と
    なりますが、送受信端末として登録したFTPサーバへの転送JOBの「JAZnFTPCn」と共に
    端末毎に別のJOBを使用することも可能になりました。



  2. データ集信時の配信要求発行機能

    従来から、データ集信終了時にJOB起動を行うことは可能でしたが、今回新たに他の
    受動送受信端末やFTPサーバ端末に対して、集信したデータの即時配信要求を発行
    することを可能にいたしました。

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  3. 漢字コードの事前変換機能

    「\AZFSET」にて転送データを登録する際「KCNV」パラメータを指定することにより、
    転送データ登録時点でのJIPSからSJIS等のPC側漢字コードへの変換が可能になりました。
    このことにより、Azia'n Transfer/FTPによる転送速度が高速化いたします。
    但し、Azia'n Transfer/ETOSによる転送や、「\AZFGET」による抽出を行う場合は高速化
    の効果はありません。

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  4. 順編成データファイルのサポート

    従来、Aziaにおける転送データは、専用の待機結合編成ファイル内のサブファイルとして
    格納されていましたが、通常の順編成ファイルにも格納することが可能になりました。
    このことにより月次処理データ転送等の一時的大容量転送の為に大きな待機結合編成
    ファイルを用意しておく必要がなくなります。

    具体的には「\AZFSET」にて「PFNID=S」と指定することにより、
    PUBLIC領域等に「XXXX.YYYYYYYYYYYYYYYY」
    (XXXXは予め設定してあるディレクトリ名),(YYYYはファイル明細コード)
    といった名称の順編成ファイルが動的に作成され、そこにデータが格納され、Azia'n Transfer
    /FTPによる転送や「\AZFGET」による抽出が可能になります。削除は従来通り「\AZFDEL」
    にて行います。

    <制約事項>
    • Azia'n Transfer/ETOSで転送する場合は使用出来ません。
      (ステータス=NORECFNDにて受信失敗します)
    • \AZLSETにて帳票データを登録する場合は無効です。
      (PFNID=Sと指定しても、待機結合編成ファイル内に格納されます)

    「\AZFSET」で、実データを順編成Fに格納する場合(PFNID=S)、その順編成Fを作成する
    デバイスは、従来パブリックグループ又はレジデントグループ指定のみ可能でしたが、
    DEVCLASS,MEDIA指定も可能なよう機能強化いたしました。

    例)
    \AZFSET PFNID=S DEVCLASS=MS/M785 MEDIA=MS09 〜;
    又は
    \AZFSET PFNID=S DEVCLASS=MS/M785 MEDIA=(MS09/MS0A) 〜;

    ※複数メディアを指定したい場合は上例のように「/」で区切って複数指定して下さい。

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  5. 疑似同報機能

    従来、ファイル明細に履歴として転送異常が残る条件が「未出力」状態でかつ
    「UPDATE=YES」の転送要求であった場合のみになってましたが、「未出力」状態又は
    「UPDATE=YES」の転送要求であった場合に改めました。
    このことによって、1回「\AZFSET」した後次々と転送先端末の異なる「\AZSEND」を
    「WAIT=YES」で実行すれば「同報」ではありませんが連続的に同期をとりながら1回の
    「\AZFSET」による登録データを複数の転送先に配信することが可能になります。
    もちろん、途中で異常があった場合はJOBそのものを異常終了させずに次の転送先
    への処理を継続させることも可能です。

    叉、出力済保存日数(既定値=0)を新設いたしました。
    これは「抽出済」「受信済」等の「出力済」状態になったファイル明細に適用される保存
    日数で、出力日時から指定された日数分経過するまでは「\AZFDEL」の対象とならない
    というものです。
    未出力のファイル明細に対しては、消去期限のみ有効です。
    出力済のファイル明細に対しては、出力済保存日数のみが有効です。
    このことにより、共有加入者にいろいろな部署宛の共通データを登録しておき、随時
    受信してもらう等の運用時の削除タイミングに任意性を持たせられやすくなるはずです。

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  6. 転送終了時に物理データを削除するモードを追加

    ファイル情報の保存区分を「N」にした場合や、(ファイル情報メンテナンスの拡張画面にて
    メンテ可能)「REUSE=NO」パラメータを指定した「\AZFSET」により作成されたファイル明細
    を受信する際に、受信後処置欄を「D」にすると、(\AZFSET,\AZSEND,\AZOUTREQからの
    転送要求時は「OUPD=D」指定,\AZFGETによる抽出時は「UPDATE=DEL」指定)正常に出力
    した時点でファイル明細を抹消状態にし、実データを削除いたします。

    「REUSE=YES」の場合は、ファイル明細が抹消状態になるだけで実データは「\AZFDEL」
    実行時まで保持されます。

    実データが抹消されても「ファイル別明細状況検索&更新画面」の更新モードでファイル明細
    情報の参照は出来ますので履歴の把握は可能です。

    本機能と順編成ファイルへの実データ格納機能を使用すれば、大容量データの転送時の
    ホスト側DISKのAziaによる占有を最小限で済ますことが可能です。
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