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データセット名動的変更
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データセット名動的変更機能の強化について

 従来から、ホストからの配信要求時に端末側ファイル名欄内に「????????」という文字列を指定
 をすると、その部分を絶対に重複しない文字列に置換するという機能がありました。
 (詳細は、Azia'n Transfer説明書の3-20を御覧下さい)
 本機能は、当該ファイルを使用後削除するようなPC側の業務APと組み合わせて使用することを
 前提として考えられていますので、単にEUCの為に提供するデータ等に本機能を使用するとエンド
 ユーザー側が当該ファイルを削除しない限り、配信の度に作成されたファイルが残り続けるという
 問題がありました。
 そこで今回、端末側ファイル名内に指定された特定の文字列を年,月,日,時,分,秒や曜日等を表す数字に
 置換する機能を追加いたしました。
 日や曜日を端末側ファイル名に反映させることにより、配信ファイルをサイクリックな名称で作成
 可能なので、PC側DISKの使用量が知らないうちに増え続けるといった事態を避けることが出来
 るようになりました。

使用方法

  1. 端末側ファイル名欄内の文字「<」と「>」で囲んだ内側に「YY」「MM」「DD」等の特定の文字
    列を指定するとその部分がそれぞれ配信処理を実行した年、月、日等に置換されます。
    文字「<」や「>」は実際の端末側ファイル名からは消去されます。


    1. 指定可能文字列
      1. 「YYYY」 …配信処理時のシステム日付の西暦4桁に置換されます。
      2. 「YY」  …配信処理時のシステム日付の西暦下2桁に置換されます。
      3. 「MM」  …配信処理時のシステム日付の月2桁に置換されます。
      4. 「DD」  …配信処理時のシステム日付の日2桁に置換されます。
      5. 「JJ」  …配信処理時のシステム時刻の時2桁に置換されます。
      6. 「FF」  …配信処理時のシステム時刻の分2桁に置換されます。
      7. 「BB」  …配信処理時のシステム時刻の秒2桁に置換されます。
      8. 数値2桁  …1995年1月1日(日)から配信処理時のシステム日付までの日数を指定した
              数値で割った余りの数に置換されます。
              例えば、「07」を指定すると曜日を表す「00」から「06」の数値に
              置換されます。
      9. 「V2」  …配信処理時のシステム時が00〜11なら「00」、12〜23なら「01」
              に置換されます。
      10. 「V3」  …配信処理時のシステム時が00〜07なら「00」、08〜15なら「01」
              16〜23なら「02」に置換されます。
      11. 「V4」  …配信処理時のシステム時が00〜05なら「00」、06〜11なら「01」
              12〜17なら「02」、18〜23なら「03」に置換されます。
      12. 「V6」  …配信処理時のシステム時が00〜03なら「00」、04〜07なら「01」
              08〜11なら「02」、12〜15なら「03」、16〜19なら「04」
              20〜23なら「05」に置換されます。

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  2. 使用例

    配信処理を1998年3月31日(火曜)14時15分16秒に実行した場合の、端末側ファイルの指定パターン
    と、それに応じた置換例を以下に示します。

    指定例1
    DSNM=ABC<YYYYMMDD>.TXT
    置換後イメージ1
    DSNM=ABC19980331.TXT

    指定例2
    DSNM=¥ABC<YYMM¥DEFDDJJ>.CSV
    置換後イメージ2
    DSNM=¥ABC9803¥DEF3114.CSV
    ※本例の「¥DEF」の部分は「<」「>」で囲まれていますが、1−Aで記述した指定可能
     文字列に当てはまらないので、変換されません。能文字列に当てはまらないので、変換
     されません。

    指定例3
    DSNM=¥ABCDT<07>.TXT
    置換後イメージ3
    DSNM=¥ABCDT02.TXT
    ※3/31は火曜なので「02」に置換されます。

    指定例4
    DSNM=¥DIRMM<MM>¥DD<DDV2>.CSV
    置換後イメージ4
    DSNM=¥DIRMM03¥DD3101.CSV
    ※本例の「¥DIRMM」内の「MM」や、「¥DD」内の「DD」は「<」「>」で囲まれて
     いないので置換されません。
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