- 前提条件
当AVECS/Azai’nTransfer互換パッケージは基本的に『加入者単位』にAVECSからAzia’nTransfer
への切替を行います。
切替を行うとAVECS画面から各種検索画面を呼び出した場合、AVECS互換用に作られたAzia'nTransfer
側のシステムを検索する画面が表示されます。
また、バッチ処理も切替が行われ格納先のシステムがAVECSからAzia'nTransferへ切替わります。
- 切替方法
現在稼働中にあるAVECSシステムの情報(加入者情報,端末情報,プリンタ情報,
資源別メニュー情報(注1))をAzia’nシステムへ移行します。
これを行うタイミングは互換パッケージ導入時の最初の1回(注2)だけであり、移行後に端末の
追加・移動がある場合にはAVECSとAzia’nの両システムをメンテナンスして下さい。
尚、既にAzia’nシステムに切替わった加入者でAVECSシステムに戻らないという前提であれば
AVECSシステムをメンテナンスする必要はありません。
注1)業務毎にどのメニューを表示させるのかという情報のみ。
メニュー情報そのものはAVECSシステムで利用していたメニューを引き継ぎます。
注2)導入当初の移行は移行専用ツールで行います
- AVECSシステムとAzia’nTransferシステムとの業務切替方法
システムの切替はAzia’nシステムの『加入者情報メンテナンス画面(図1−1)』から「加入者種別」
を変更する事によりAVECSからAzia’nTransferへシステムが切替わります。尚、画面表示上には
尚、画面表示上には「*:共有加入者,T:端末側加入者,H:ホスト側加入者」とだけしか表示されま
せんが、AVECS/Azia’n互換パッケージを導入された場合には、これ以外に
「A:Azia’n端末側加入者,@:Azia’n共有加入者」を利用して切替を行います。

( 図1−1)
「*:共有加入者,T:端末側加入者」の場合にはAVECS上でのシステム管理を行い、
「A:Azia’n端末側加入者,@:Azia’n共有加入者」の場合にはAzia’nTransfer上でのシステム管理
を行います。
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