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システム構成図

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- 各種機能のご紹介
- 基本的な送受信機能
- PC系の端末の場合最大レコード長4096バイトの可変長転送が、N5200,S3100系の
端末の場合最大レコード長999バイトの固定長転送が可能です。
- 基本的にはテキストタイプのデータを扱いますが、ハイレベル系の通信手順(DINA,TCP/IP等)
のもとでバイナリ転送をサポートしているETOS52を使用すれば、バイナリデータの転送
も可能です。
- 端末種に応じた漢字変換(JIS←→シフトJIS,NEC内部コード)が可能です。
- 複数の媒体にまたがるデータを連続して送信したり、大量のデータを複数の媒体に分けて
受信することが可能です。
- ホスト側におけるファイル毎の未転送,転送済といった状態管理機能と、端末側における送信後の
ファイルクリア機能や受信対象ファイルの存在チェック機能等を組み合わせることにより、
ホスト業務と端末側業務間のインターフェースにおけるデータの紛失や2重転送といった事故を
未然に防ぐことが可能です。
- 帳票に関してはN5200,S3100系及びPC-PR系プリンタに対する印刷に対応していますが、
今後ESC/PやLIPS系プリンタへの印刷もサポートする予定です。又、PC側でプリント
マネージャを使用した場合も考慮した設計となっています。
- 送受信カタログ機能
… 定型業務としての送受信を簡単に追加
- 送受信実行時に画面に入力するパラメータを予めファイルID毎に登録しておけますますので
メニュー等から選択するといきなりそのファィルの転送用パラメータが設定済みの画面が表示
され、1アクションで転送を開始することができます。
- 選択受信機能
… 帳票と同じ感覚で非定型な受信ができます
- 受信/印刷対象ファイル一覧画面より受信したいデータを選択し受信することが可能です。
- 帳票データは通常プリンタに印刷しますが、上記のようにしてDISKに受信することも可能です。
DISKに受信した帳票データは通常のワープロソフトで表示できますし、HTML形式への変換
も可能ですのでイントラネットと組み合わせることにより社内外を問わずIEやネットスケープ
等のWWWブラウザによる帳票検索が可能になります。
- 受動送受信機能
… ホスト起動による送受信や自端末を占有しないですむ送受信
- 端末側にて受動送受信モードを選択しておくことにより、バッチJOBや他端末からその端末
に対して送受信を実行させることが可能です。
この時転送要求はキューイング管理されます。又、転送障害時に自動リトライすることも
可能です。
- このことにより夜間の自動集配信やユーザーが自端末を占有しないでサーバーからの送受信
を実行させるといったことが可能になります。
- ETOS52簡易操作による送受信機能
… PC側業務からボタン1つで送受信ができます
ETOS52の簡易操作に本ソフトによる送受信手順を予め登録しておけば、端末側のメニュー
やアプリケーションから1アクションでファイルの送受信指示を行うことが可能です。
ホスト側業務とのインターフェース
… 既存システムにすぐ組み込めます
- 端末に配信するデータや他の業務に引き継ぐデータは専用のJCLマクロにて登録します。
入力するファイルは順編成及び私有シスアウトのサブファイル形式なら何でも可能です。
又、登録と同時に印刷要求や受信要求,JOB起動要求を発行することも出来ます。
- もちろん端末から受信したデータや他の業務から引き継がれたデータを順編成ファイル
に抽出する専用のJCLマクロも用意されています。
- 端末からのデータ到着時、予め登録してあるJOBを起動出来ます。
このJOBに対しては到着したファイルの情報をJOB仮パラメータ等の形で引き継ぎますので、
前述のJCLマクロにて到着したデータのみを抽出することが可能です。
- ホストと端末との間のファイル転送の状況を加入者毎もしくはファイルID毎にVIS画面にて
検索出来ます。
- オプション機能として準備されているプラグインモジュールを使用することによりACOS側
固定長形式のデータをCSV形式等の区切り文字付きテキストデータに変換して端末側に配信
したり、逆に端末側から集信した区切り文字付きテキストデータをACOS側の固定長形式に
変換することが可能です。
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運用イメージ
- メニュー画面

これは本システムに標準で添付されるメニューシステムによるVISメニュー画面の例です。
(メニュー表示項目は自由に変更可能です)
このメニューを一般の業務用メニューとして使用することも可能ですし、逆に本システムの
提供するサブルーチン等を用いて「Azia'n Transfer」の各画面をお客様にて現在御使用中の
VISメニューから呼び出すようにすることも可能です。
さて、ここでは30,31,32番に予め送受信用パラメータが設定された画面(前述のカタログ
機能にて)が登録されています。そこで30番を選択すると……(次項Bへ)
- ファイル送信指示画面

上のように既にパラメータが設定済のファイル送信指示画面が表示されます。
ここで「Y」+実行にて送信が開始されます。ここでデータセット名やデバイスのみ変更可能な
ように設定しておくことも出来ます。
- ファイル送信中画面とファイル送信終了確認画面

尚、ファイルの送信中や送信終了時には上のような画面が表示されます。
- 端末から送信されたデータを抽出するJCL例

ここでプラグインモジュール「AZTXCVPA」に関する記述を行えば、区切り文字付き
テキスト形式を固定形式データに変換して抽出することも可能です。
- 端末へ配信するデータを格納するJCL例

ここではプラグインモジュール「AZTXCVAP」を使用してACOS側の固定形式データを
CSV形式等の区切り文字付きテキスト形式に変換して格納しています。
又、3行目にてPC側の受信ファイルに関する指定も行っています。
- 受信/印刷対象ファイル検索&操作画面

A.のメニュー画面にて1番を選択するとこの画面が表示されます。
- これはその端末が所属する加入者(本システムでは端末やプリンタを加入者というグループに
くくって管理します。通常はサーバー毎とか部署毎に加入者を設定します)宛に登録されている
データファイルや帳票ファイルの状態を検索したり、印刷や受信等の指示を出す為の画面です。
例えばここで処理に「G」を入力し、上記eのJCLにて格納された「テストファイル1」の行に
カーソルを位置付けて実行キーを押すと……(次項Gへ)
- ファイル受信指示画面

上のようなファイル受信指示画面が表示されます。ここで「Y」+実行にて受信が開始されます。
もし予めデータセット名やデバイス等の必須パラメータが設定されていなければ入力するよう
メッセージが表示されます。
- ファイル受信中画面とファイル受信終了確認画面

尚、ファイルの受信中や受信終了時には上のような画面が表示されます。
- 受動転送を実行させるJCL例

このようなJCLを実行することにより、下記の受動転送を実行させることが可能です。
- 受動転送モード画面

これは受動転送モードの端末の画面です。
(メニューからの選択もしくは簡易操作等により端末をこのモードにしておくことが出来ます)
ご覧のようにホスト側や他端末からの要求による送受信実行の様子がコンソールのように
スクロールアップしつつ表示されていきます。(もちろんWindows等でETOSを使用している場合は
アイコン化して本画面を隠しておくことも出来ます)
尚、PC側に「AziunAcceptor」や「AziunBaps」を用意すれば、転送終了後にPC側の処理を起動
することが可能です。又、ファイル転送後に結果を通知する為のレコードを別ファイルに出力
する機能があるので、それを利用してNTやUNIX上で動作する他社製の運用管理ツール(JP1等)
との連携も可能です。
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使用条件等
OS :ACOS-4 「XVP」又は「XVP/PX」,さもなくばAVP/XR R3.1 以降又は,MVP/XE R5.1以降
これら以前のOSをお使いの場合は別途ご相談下さい。
PP等:VIS及びRIQSU(V1又はV2)がインストールされている事。
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