このページはJavaScriptを使用しています。対応ブラウザでご覧下さい。
Aiza'nバックアップサービスモジュール
全体紹介 ETOS版機能 FTP版機能 ACOS側サブモジュール Azia'nSocks AziunAccepter AziunBaps Topページ
 サブモジュール AZTXCVAP(区切り文字付テキストファイル変換処理ACOS→PC) 高速版テキスト変換ツール AZTXCVPA(区切り文字付テキストファイル変換処理PC→ACOS) AZBMTCNV(VIS/BMT形式→Azia'n形式 制御情報変換モジュール) Aiza'nバックアップサービスモジュール(\AZFSAVE,\AZFLOAD)
Aiza'nバックアップサービスモジュール

 Azia'nTransferのデータライブラリ(L0,L1…)に格納されているデータ及び、
 管理情報を退避・復元するサービスモジュールです。
 Azia'nTransferで扱えるレコード長の最大は8,192バイトであり、ACOS標準の
 ツール(\LIBMTN等)では論理的な退避・復元が出来ません。
 このため、バックアップやシステム移行,容量拡張等を行う場合には、当サービス
 モジュールをご利用ください。

 目 次
  1. 退避処理(\AZFSAVE)
    1. 機 能
    2. JOB制御言語
    3. JCLパラメータ説明
    4. 使用例

  2. 復元処理(\AZFLOAD)
    1. 機 能
    2. JOB制御言語
    3. JCLパラメータ説明
    4. 使用例

  1. 退避処理(\AZFSAVE)


    1. 機 能


    2.  JCLから指定された条件に一致するAzia'n格納データを抽出し、OUTFILEのパラメータ
       にて指定された出力ファイルに出力します。

      先頭に戻る


    3. JOB制御言語

      \AZFSAVE
       [,ENV=環境識別値]
        ,OUTFILE=(出力ファイル記述)
       [,PRFILE=(プリントファイル記述)]
       [,WXKB=データ/帳票区分{X|W}]
       [,FLID=ファイルID]
       [,AKSCD=宛先加入者コード]
       [,HKSCD=発生源加入者コード]
       [,PFNID=物理ファイルID{L0〜L9,S}]
       [,COND=状態{*|1|2|A|}]
       [,BUSY=競合時処置{C|W}]
       ;

      先頭に戻る


    4. JCLパラメータ説明

      パラメータ 意味・値 説 明
      ENV 環境識別値 セーブ処理対象とするAzia'nの環境識別値を指定する。
      省略時は環境生成時の既定値となる。
      OUTFILE 出力ファイル記述 セーブ先の順編成ファイルを指定します。(必須)
      「SIZE=」指定を行い動的にファイルを生成する場合の形式は「RECSIZE=8193,RECFORM=VB」となります。
      PRFILE プリントファイル記述 セーブ処理ログの出力先を指定します。
      省略時はシステム標準シスアウト(SPR)に出力されます。
      WXKB データ/帳票区分

      X
      W
      セーブ対象とするファイル明細のデータ/帳票区分を限定したい時指定します。省略時、データ/帳票の両方をセーブします。
      データを対象にセーブします。
      帳票を対象にセーブします。
      FLID ファイルID セーブ対象とするファイル明細のファイルIDを限定したい時指定します。
      AKSCD 宛先加入者CD セーブ対象とするファイル明細の宛先加入者コードを限定したい時指定します。
      HKSCD 発生源加入者CD セーブ対象とするファイル明細の発生源加入者コードを限定したい時指定します。
      PFNID 物理ファイルID
      L0〜L9,S
      セーブ対象とするファイル明細の物理ファイルIDを限定したい時指定します。
      COND 状態

      *
      1
      2
      A
      セーブ対象とするファイル明細の状態を限定したい時指定
      します。
      未出力と出力済状態のものをセーブします。(既定値)
      未出力状態のもののみセーブします。
      出力済状態のもののみセーブします。
      全ての状態のものをセーブします。
      BUSY 競合時処置

      C
      W
      セーブ対象のファイル明細が他プロセスで使用されていた場合
      の処置を指定します。
      当該ファイル明細のセーブをパスする。(既定値)
      当該ファイル明細の競合が解消する迄(他プロセスが終了する迄)待機する。
    5. 先頭に戻る


    6. 使用例

      \AZFSAVE PFNID=L2
           OUTFILE=(AZIA.L2SAVE SIZE=100 INCRSZ=50 RELSP);
      ※PFNID=L2内の未出力と出力済状態のファイル明細を全てセーブ。

      先頭に戻る



  2. 復元処理(\AZFLOAD)


    1. 機 能


    2.  \AZFSAVEにて退避されたファイルを入力にして、JCLから指定された条件に一致する
       データを対象に復元します。
       また、「NEW〜」のパラメータを指定することで、退避時とは異なる環境へ復元すること
       も可能です。

      先頭に戻る


    3. JOB制御言語

      \AZFLOAD
       [,ENV=環境識別値]
       [,FUNC=機能指定{RECOV|ADD}]
        ,INFILE=(入力ファイル記述)
       [,PRFILE=(プリントファイル記述)]
       [,WXKB=データ/帳票区分{X|W}]
       [,FLID=ファイルID]
       [,AKSCD=宛先加入者コード]
       [,HKSCD=発生源加入者コード]
       [,PFNID=物理ファイルID{L0〜L9,S}]
       [,COND=状態{1|2|9}]
       [,SPFNID=順編成データファイルの場合の代替物理ファイルID{L0〜L9}]
       [,NEWFLID=変更先ファイルID]
       [,NEWAKSCD=変更先宛先加入者コード]
       [,NEWHKSCD=変更先発生源加入者コード]
       [,NEWPFNID=変更先物理ファイルID{L0〜L9,S}]
       [,NEWCOND=変更先状態{1|2|9}]
       [,TYPE=復元対象タイプ{KANRI|DATA|BOTH}]
       [,REPLACE=置換指定{YES|NO}]
       ;

      先頭に戻る


    4. JCLパラメータ説明

      パラメータ 意味・値 説 明
      ENV 環境識別値 ロード処理対象とするAzia'nの環境識別値を指定する。
      省略時は環境生成時の既定値となる。
      FUNC 機能指定
      RECOV




      ADD

      復元機能を使用する。(既定値)
      セーブ時のファイル明細コードのままロードされます。
      既に同一ファイル明細コードのものが存在する場合の処置は、 「REPLACE」パラメータに依存します。 又、「NEWFLID」から「NEWCOND」パラメータは意味を持ちません。
      追加機能を使用する。
      ファイル明細コードは新たに付番したものが使用されます。
      因って既に同一ファイル明細コードのものが存在するという事はあり得ません。 またこの時、「NEWFLID」から「NEWCOND」パラメータにて 各々の値を変更することも可能です。
      但し、「TYPE」「REPLACE」パラメータは意味を持ちません。
      INFILE 入力ファイル記述 \AZFSAVEにてセーブされた順編成ファイルを指定します。(必須)
      PRFILE プリントファイル記述 ロード処理ログの出力先を指定します。
      省略時はシステム標準シスアウト(SPR)に出力されます。
      WXKB データ/帳票区分

      X
      W
      ロード対象とするファイル明細のデータ/帳票区分を限定したい時指定します。省略時、データ/帳票の両方をロードします。
      データを対象にロードします。
      帳票を対象にロードします。
      FLID ファイルID ロード対象とするファイル明細のファイルIDを限定したい時指定します。
      AKSCD 宛先加入者CD ロード対象とするファイル明細の宛先加入者コードを限定したい時指定します。
      HKSCD 発生源加入者CD ロード対象とするファイル明細の発生源加入者コードを限定したい時指定します。
      PFNID 物理ファイルID
      L0〜L9,S
      ロード対象とするファイル明細の物理ファイルIDを限定したい時指定します。
      COND 状態

      1
      2
      9
      ロード対象とするファイル明細の状態を限定したい時指定
      します。
      未出力状態のもののみロードします。
      出力済状態のもののみロードします。
      抹消済状態のものをロードします。
      SPFNID 代替物理ファイルID 順編成データファイルの場合の代替物理ファイルID
      セーブ元が順編成データファイル(PFNID=S)だった場合、現バージョンの\AZFLOADにおいては、 順編成データファイルとしてはロード出来ません。
      因って、そういったものをロードするデータライブラリを指定します。
      既定値はL0となります。
      NEWFLID 変更先
      ファイルID
      ロード後ののファイルIDを変更したい時指定します。
      (FUNC=ADD時のみ意味を持つ)
      NEWAKSCD 変更先
      宛先加入者CD
      ロード後の宛先加入者コードを変更したい時指定します。
      (FUNC=ADD時のみ意味を持つ)
      NEWHKSCD 変更先
      発生源加入者CD
      ロード後の発生源加入者コードを変更したい時指定します。
      (FUNC=ADD時のみ意味を持つ)
      NEWPFNID 変更先
      物理ファイルID
      L0〜L9,S
      ロード後の物理ファイルIDを変更したい時指定します。
      (FUNC=ADD時のみ意味を持つ)
      NEWCOND 変更先状態
      1
      2
      9
      ロード後の状態を変更したい時指定します。
      未出力状態としてロードします。
      出力済状態としてロードします。
      抹消済状態としてロードします。
      (FUNC=ADD時のみ意味を持つ)
      TYPE 復元対象タイプ
      KANRI
      DATA
      BOTH

      管理情報のみロードする。
      実データのみロードする。
      管理情報と実データ双方をロードする。(既定値)
      (FUNC=RECOV時のみ意味を持つ)
      REPLACE 置換指定

      YES
      NO
      ロード先環境に同じファイル明細コードのものが既に存在していた場合の処置を指定する。
      置換する。
      置換しない。(既定値)
      (FUNC=RECOV時のみ意味を持つ)
    5. 先頭に戻る


    6. 使用例

      \AZFLOAD TYPE=RECOV SPFNID=L3
           OUTFILE=(AZIA.SAVE SIZE=100 INCRSZ=50 RELSP);
      ※入力ファイル中の管理情報、実データを全て復元する。
       セーブ元が順編成ファイルだった場合はデータライブラリL3に復元する。

      \AZFLOAD TYPE=ADD FLID=TESTF1 NEWFLID=TESTF2
           OUTFILE=(AZIA.SAVE SIZE=100 INCRSZ=50 RELSP);
      ※入力ファイル中のファイルID=TESTF1のものをFLID=TESTF2として
       追加ロードする。
[ ホーム ] 先頭に戻る
Copyright© 2006 Powered by SoftAndSoul